Fly to KUMA、コロプラ、Oculus Riftに関するVRレビュー記事

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コロプラ、Oculus Rift向けアプリ第3弾『Fly to KUMA』を発表! ユーモアたっぷりの本格VRアプリをいち早く体験 TGSにも出展

2015年09月17日 10時00分更新

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コロプラ<3668>は、Oculus Rift向けアプリ第3弾『Fly to KUMA』を開発中であることを発表した。同社と言えば、これまで『the射的! VR』『白猫VRプロジェクト』など、他社に先駆けてVRアプリを開発・配信し、新たなデバイスに向けたコンテンツ開発や新しい遊びの提供に挑戦してきた。

「Social Game Info」では、待望の新作VRアプリ『Fly to KUMA』をいち早くプレイ。ゲーム概要をはじめ、目の前に広がる光景、その面白さやユニークさを伝えていく。また、記事の後半には開発陣のショートインタビューも掲載。

 

■進んでもかわいい、身体が真っ二つになってもかわいい


ご存知かと思うが、「Oculus Rift」とは、アメリカのOculus VR社が開発したバーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイ(VR HMD、頭部搭載型ディスプレイ)である。

さて、これまでコロプラは『the射的! VR』でシューティング、『白猫VRプロジェクト』でアクションRPGと、既存ゲームアプリのタイトルをVRアプリに移植してきたが、気になる第3弾『Fly to KUMA』は、完全オリジナルのパズルゲームとのこと。試遊は3ステージまでと短い時間であったが、充実したひとときをおくれた。
 

▲『Fly to KUMA』の舞台は、謎のロケット型の施設。

『Fly to KUMA』は、仕掛けを乗り越えて、クマたちをゴールまで導く至ってシンプルなパズルゲーム。プレイヤーは、青いブロックを操作して、うまくクマたちがゴールにたどり着くよう道を作っていく。操作の流れとしては、まず周囲を見渡してクマとゴールの位置を確認、その後、無造作に置かれた青いブロックに目線を合わせ、対応コントローラーの決定ボタンを押すことでブロックを掴める。

掴んだブロックはコントローラーのスティックで回して、積み木のように組み合わせて道を作成していく。道の準備ができたら、今度はクマのほうに目線を向けて決定ボタンを押すことで、クマたちが一斉にゴールを目指して進行。出来上がった道に問題なければ無事ゴールし、ステージクリアーになる…といった具合だ。クリアー後は、生き残ったクマの数によって3段階の評価が付けられる。
 

▲これが本作のゲーム画面。左奥のスタート地点にクマたち、右奥のカプセルみたいなのがゴールとなる。そこまでの道のりには、いくつかの青いブロックが存在し、これらをうまく移動させて、クマたちが通れる道筋を作り上げていくのだ。ただし、中央には大砲があるため、回避手段を考えなければならない……といったように、思考を巡らせるパズルゲームならではの魅力をきちんと備えている。


▲とまあ……突っ込むと容赦なく大砲にやられるわけで…(可愛いクマでも吹っ飛んだり、身体が真っ二つになったりと、いわゆる“ヤラレチャッタ”シーンがバリエーション豊かで非常にユニーク)


▲では大砲を防ぐために、青いブロック(形状は板)を動かしてみよう。


▲コントローラーでも動かすことは可能だが、慣れると視点だけの動きでもスムーズ。


▲こんな感じに青いブロックで大砲を防ぎ、もうひとつのブロックでゴールまでの傾斜を作れば完成。
 

▲ゴールを目指してワラワラと進むクマたち。かわいい。


▲でも、やっぱりやられてもかわいい。


試遊の最後を飾るステージ3は、周囲を囲むようにジェットコースターのレールが敷き詰められている。道中は危険なレーザーが存在するため(当たったら真っ二つ!)、これらを青いブロックで防ぎながらクマたちを導いていく。無事ゴールにたどり着くと、クマたちはジェットコースターに搭乗して、プレイヤーの周りを駆け巡っていく。

目の前だけではなく、後ろ側にも回り込まれるのだが、その際はジェットコースターが走る音もきちんと後方から聞こえるなど、本作のこだわりはもとより「Oculus Rift」が備える3Dサラウンドの良さも同時に堪能できた。レールの「ガタガタッ」という音も、近ければ近いほどその大きさも変わり、ファンシーな世界観ながらもVRでしか味わえない臨場感とゲームへの没入感も楽しめた。
 

▲ヽ(´▽`)/
 
短い時間ではあったが、VRの世界で提供される“新しい遊び”の一端を感じ取れるタイトルだった。
 
 

■“VRでしか味わえない体験”を大切にし、鋭意開発中


ここからは、『Fly to KUMA』を開発したコロプラのスタッフに(ショート)インタビューを実施。遊んでみていくつか気になるところを聞いてみた。


――:本日はありがとうございました。『Fly to KUMA』は同社にとってOculus Rift向けアプリ第3弾ですが、当初からパズルゲームとして開発する予定だったのでしょうか。

いえ、最初からパズルゲームではありませんでした。はじめはジオラマを作るタイトルを考えており、「どうすればOculus Rift上で物を動かせるか」などを研究していました。その後は、積み木を組み立てる操作性やインターフェイスが完成し、これが社内でも面白いと評判になり、そこから派生したタイトルにしようと現在のパズルゲームの形になりました。


――:VRでパズルゲームを作るにあたり、特別気を配ったことはありますか。

やはり操作面です。たとえば、ゲームコントローラーのアナログスティックは、奥行と左右など2軸の動きしかできませんが、VRでは3D空間のため上下を加え3軸の動きが求められます。入力と反するブロックの回転や移動のズレが生じると、プレイヤーにとってはストレスになるため、ここは最後の最後まで詰めてブラッシュアップしていかなければなりません。

あとは酔わないようにすることですね。極論ですが、その対策方法は移動させないことです。ただ、開発側としては移動も取り入れていきたいので、ここも試行錯誤していきます。リリースと同タイミングで導入されるかはまだ分かりませんが、仮に導入されている場合は酔わないような工夫がされていると思います。どれも大変ではありますが、徐々に問題を解消していくことで、他のゲームでは決して味わえない“VRならでは”の新体験が楽しめるとも思っています。


――:またクマのリアクションがコミカルで面白かったです(笑)。やられたシーンもバリエーションありますよね。

ありがとうございます(笑)。“失敗しても面白い”ように心掛けて、意識して手掛けていきました。Oculus Rift向けにリリースするということは、海外も意識しないといけないため、可愛いだけではなく、多少毒があり尖った演出になるようこだわりました。
 


――:ちなみに御社では、独自開発したスマートデバイス向けのOculus Riftタイトル専用コントローラーアプリ『colopad』(関連記事)がありますが、こちらには対応されるのでしょうか。

検討しています。現状、コントローラーはキーボードや特定のコンシューマゲームの周辺機器などですが、これから随時『colopad』をはじめ、Oculus社から発表された両手持ちコントローラー「Oculus Touch」にも対応していきます。


――:詳細はお話できないと思いますが、ゲームのボリュームとしてはいかほどに。恐らくステージ形式で進行するため、100以上は超えるのかなと勝手に思っていますが……。

まだまだ開発中ではありますが、100ステージ以上は作りたいと思っています。あとはVRタイトルのため、VRならではの空間体験を大切にして、ステージ作りをこだわっていきます。たとえば、試遊版ではロケットのような内部でしたが、森や炎、水のステージなど、様々なバリエーションを考えています。もちろん360度を見渡せるため、周囲から聞こえる音の部分にも力を入れていきます。


――:ステージ形式であれば、有利に進めるための何かブーストアイテムは存在するのでしょうか。

こちらは考えていません。少しでも長く遊んでもらえるよう、様々なところで面白い味付けをしていくことに注力していきます。


――:分かりました。本日はありがとうございました。
 
(取材・文:編集部  原孝則)
 


ちなみに『Fly to KUMA』は、本日9月17日(木)から20日(日)まで幕張メッセで行われる「東京ゲームショウ2015」のOculusブース(一般展示・2-N05)に出展。期間中、会場に訪れる方は、足を運んでみてはいかがだろうか。
 

 




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