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【イベント】NVIDIA ULTIMATE FESTA 2016 最新GPUのデモや8Kのリアルタイム映像処理、VRなどの基調講演などNVIDIA究極の祭典をお届け

2016年06月20日 20時03分更新

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NVIDIAは、6月18日に「NVIDIA Ultimate Festa 2016 (エヌビディア アルティメット フェスタ 2016)」をベルサール秋葉原で開催した。イベントでは、同社の様々な取り組みの展示、同製品を使用したデモやイベントなどが催された。グリーンを基調としたイメージカラーで覆われたスタイリッシュな会場は、Ultimate Festa という名に相応しい様相となった。

本稿では、そんな「NVIDIA Ultimate Festa 2016 」の会場の様子をリポートする。



 

■8K映像をリアルタイムで描画

 
▲SHARP製の83インチの8Kモニタ(解像度は7680x4320)
 
▲超高精細な描画もリアルタイム(ディスプレイをカメラで撮影したもの)


▲QUADRO M6000 24GBを2つ使用(お値段は1つ60万円程)
4K映像を4つ出力して、1つの画面に投影し8K映像にしている

 
▲車体への写り込みなども全てリアルタイムで計算されている(ディスプレイをカメラで撮影したもの)


 

■ULTIMATE TECHNOLOGY THEATER:NVIDIAが実現する究極のヴァーチャルリアリティ


イベント会場の一画には巨城なモニターが設置された「ULTIMATE TECHNOLOGY THEATER」と呼ばれる講演ブースが設けられ、NVIDIAのGeForce GTX 1080のテクノロジー紹介やVRに加え、ディープラーニングやプロフェッショナルグラフィックスなど、同社が取組む様々なテクノロジーなどが紹介された。
 
 

 

様々なセッションが行われる中、特に興味深い内容であったのはテクニカルマーケティングを担当する矢戸 知得氏のVRに関しての同社の取組みであろう。矢戸氏はVRで重要なものとして以下の4つをあげていた。

・グラフィック
・オーディオ
・タッチ(触覚)
・物理シミュレーション

特にグラフィックについてだが、一般的なゲームの場合、大抵フルHD解像度(1920x1080)で30フレームといったものであり、毎秒描き出すピクセル数で表すと、0.6億ピクセルとなる。それに対してVR(HTC VIVE例)では左右でそれぞれに1512x1680で90フレームとなり、フルHDに匹敵するような画素と非常に高いフレームで駆動している。

VRにおいて非常に重要になるのがフレームレートであり、遅延を大きく削減する必要がある。これは遅延が大きくなると、酔ってしまい体調に影響が出てしまう。そのためなるべく高いフレームレートが必要というわけだ。このことから毎秒書き出すピクセル数は4.5億ピクセルともなり、一般のゲームの7倍ほどの負荷がかかるようになる。

*上記の画像に450億ピクセルとあるが、これはスライドの記載ミスで4.5億が正しい値となる。
 
 

「VRの世界で音は足し算ではなく、かけ算でかかわってくる」というのがオキュラスCSOの言葉だ。人が音を知覚するとき、その間にある物体に反射、吸収などされ様々な過程を経て耳に届いたものを聞いている。一般的には非常に重い処理となるため、サンプリングした音源に対して、右と左の耳にどれくらいの時間差をかけるかといったことや、特定の空間のフィルターを作成し擬似的に再生するといった手法がとられている。しかし、NVIDIAの「VRWORKS AUDIO」では、GPUで物理的にシミュレーションし、よりリアルなVRの体験をもらたすことができるという。

*VRWORKS AUDIOは「GeforceGTX1080」などに搭載されたPascal世代のGPUから使用が可能となる

 

VR体感時には、アクションを行った際にはどのような反応をするか、それっぽい動きがないと現実感が損なわれてしまう。同社には既にこういった分野において様々なライブラリを要しており、物体がどう壊れるかという処理をする「PhysX」、流体をシミュレートする「Flex」、髪の毛をシミュレートする「Hairworks」、火炎や煙などの可燃性流体をシミュレーションとする「Flow」といったもの、これらはVR空間でも非常に重要な要素となる。
 
▲NVIDIA、Hairworkのデモ映像

 

HTC VIVEではコントローラーが付属しており、振動で触覚を擬似的に再現する機能が入っている。これにどのような振動を与えることで、触覚を触発されるかという点がポイントになる。同社がリリース予定の『VR Funhouse』というアプリでは、例えば弓矢において、引っ張っていくほどに強くなる張力を再現するため、振動を擬似的にだんだん強く片手に与えること、また矢を放った時に振動を与えることで、弓を引いている感じを再現しているとのことだ。

この『VR Funhouse』には先に上げた例以外にも様々な同社の技術が使用されており、NVIDIAではグラフィック以外の要素も含めて、APIなどVR用の様々なライブラリを体感することができるだろう。リリースはもう近日中に配布される予定とのことだ。
 
▲NVIDIA、『VR Funhouse』のデモ映像


 

■その他、会場の様子をお届け


さらに会場内で他には同社のプロセッサを搭載した自動運転カー、HTC VIVE、OCULUS RIFTを使用したVR体験スペース、最新のGPUであるGeForce1080を使用してのゲーム体験、「ULTEMATE ESPORTS」ではカウントーストライクを用いたプロゲーマーによる頂上決戦や、『OVERWATCH』を使用して、プロゲーミングチーム「DeToNator」の選手達とウィドウメイカーのCVを担当した伊藤静さんと共にチームを勝利に導く参加型のコーナーなども催されており、大盛り上がりの内容となった。

 
 
 


 




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