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HTC NIPPONによるViveの発表会レポート 国内での販売やそれにまつわる取り組み 販売パートナーであるデジカの役割などをお届け

2016年07月08日 20時21分更新

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HTC NIPPONは、2016年7月7日、秋葉原ベルサールにおいて、『HTC Vive』の日本市場での販売についての記者発表会を行った。

同社の『HTC Vive』は、世界最大のPCゲームプラットフォーム「Steam」を運営するValve社とHTC社が共同開発した、360°のルームスケールVRシステム。現在「Steam」上では、250を超えるVive用のゲームタイトルが公開されている。また、現在ゲームだけにとどまらず建築や教育といった様々なジャンルの企業や期間からも問い合わせがきているという。

記者会見の前半では、HTC NIPPON 代表取締役社長の玉野浩氏HTC CORPORATION 北アジア統括代表取締役 ジャック・トン氏同社VR新技術部門担当 VP レイモンド・パオ氏がViveでの取り組みについて発表を行った。

本稿では、その中でもHTC NIPPON 代表取締役社長の玉野浩氏と、国内販売のパートナーであるデジカのジャック・モモセ氏の登壇の様子をお伝えしていく。


■Viveは、無限の可能性を秘めたスペックを持ち、それは無限のビジジスチャンスが生まれてくるということ
 


▲HTC NIPPON 代表取締役社長の玉野浩氏

登壇したHTC NIPPON 代表取締役社長の玉野氏は、「Viveは、無限の可能性を秘めたスペックを持ち、それは無限のビジネスチャンスが生まれてくるということ」とジャック・トン氏に言葉を引用する形でまず語った。
 


▲顔を動かすことで画像が動くローテーションVR。上半身を前後に動かせる位置感知VR。
これらとは違いViveは、ルームスケールVRといい部屋を歩き回っても感知できるセンサーがある。

その理由としては、他のVR機器は顔を360度振り、その範囲で画像が見えるタイプだが、「Vive」はルームスケールと呼ばれる部屋の中を歩き回れるだけのセンサーと位置感知能力を持っている。ミリ単位で座標を捕捉でき、VR酔いも非常に少なく、リアルな没入感も表現しやすくなっている。また着席して使うような省スペース環境下においてもミリ単位での捕捉が可能となっており、他のVRとは違った体験になると信じているからだという。
 


▲コンシューマー向けの販売に関して


▲販売チャンネルの説明。現在はドスパラ、 TSUKUMO、ユニットコムが店舗展開を始めている

また、PCの販売会社でも3社においてリテール販売を7月7日より販売することを発表した。この際にVRという言葉が報じられることが多くなったが、まだVR未経験者も多く、体験できるスペースがないと安心して購入できない。
そのため店舗において、VRの体験できるコーナーを設置することになった。更にその体験スペースがどこにあるのか、といったことを検索できるようにした。そして、このシステムをデジカが担当しているということだ。また開発者向けのサポートも引き続け行っていくという。
 


▲都道府県別の販売店舗数。現在は全国36店舗で展開中。


▲価格の決定はかなり悩んだが、覚えやすい価格にしたいためこの値段となった

また、同氏は、BtoBでのビジネスチャンスも急激に拡大すると考えており、現在、自動車や建築、放送や通信など、いろいろな産業から引き合いがきているとのことだ。こういった様々な業種のパートナーシップを組みながら発展させてきたいとしている。
 



▲設置されたデモンストレーションでは体験中の様子を動画を交えて鑑賞することが確認できている


▲実際に体験している様子はこちらから

最後に、会場には様々な体験ブースを設置しているが、その中でも日本で初めて公表するグリーンバックコーナーを設置、実際に体感している映像とそのユーザーを合成した映像を鑑賞できるようなデモンストレーションを用意したというところで、デジカのジャック・モモセ氏にバトンタッチを行った。


■オーダーは大学の研究室が多かった? 6月1日に国内販売を開始し見えてきた実態や、デジカの役割
 


▲株式会社デジカ 代表取締役ジャック・モモセ氏


次に登壇を行ったのはデジカのジャック・モモセ氏だ。デジカは、6月1日に「HTC Vive」を提供するHTCと、日本国内における販売に関する事業について業務提携し、オンラインストアによる販売を開始している。同社はすべての配送、サポート、決済までを国内で手がけている。安心してユーザーのもとへ届けるようにしているという。
 


▲写真(右)のキャラクターはkomoju、『購入モジュール』を略した、デジカの決済ゲートウェイサービス

また同氏は6月1日から販売を初めて、非常に多かったのが大学の研究室からのオーダーが多く、今後はゲーム以外の様々なコンテンツを期待できると同氏は語った。



▲VRコンテンツは体感しないとわからないため、良いと言っても伝わらない。
体験のための展示会は長い待ち時間が発生する。このような課題の解決をするために、
簡単に予約し、体験できるような仕組み


▲コンテンツがないとヘッドセットを買っても意味がなく、
ヘッドセット買う人がいないとコンテンツ増やしてもしょうがないというジレンマ

一番大きな市場は海外になり、その展開に対してもサポートしていくという。コンテンツの体験版を作った際に誰でも、どこでも、すぐに出せるような状況が大事である。また、Viveは安くなったとは言っても99,800円という値段だ。体験して納得して購入して欲しいとし、それは同社の役割であるという。


またUNITYやUNREALエンジンなどを使用し製作や、ゲームパブリッシングのノウハウなどもあり、製作中に発生した問題の公開や、翻訳、コミュニケーションサービスといった部分でのベストプラクティスを提供し、日本の開発者のサポートをしたいとし、最後に、モモセ氏はVRは僕らの世界を変えると締めくくった。





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