東京ゲームショウ2016(TGS2016)、FOVE、FOVEに関するVRイベント記事

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【TGS2016】視線追跡型ヘッドセット「FOVE」 ゲームはもちろん、手足の不自由な人でも弾けるピアノプロジェクトなども

2016年09月17日 18時20分更新

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9月15日から9月18日までの期間、千葉幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2016(以下 TGS2016)」。 本稿では、世界初の視線追跡型VRヘッドセット「FOVE」のブースレポートを行う。

「FOVE」はWindowsPCに接続する世界初の視線追跡型のヘッドセットだ。従来のヘッドトラッキングであるポジショントラッキングに加えて、視線をリアルタイム追跡するアイトラッキング機能が搭載されている。手ではなく目で操作を行う事が可能なため、UI操作も手を使うことはなく、頭の動きも最小限に抑えられるので酔いの軽減も期待ができる。

また、ユーザーの見ていない部分をあえてぼかすこともできるようだ。動作としてはエフェクトでぼかすのではなく、今後はレンダリングパワーを落とすことで、PCにかかる負荷を軽減していきたいとのこと。
 

▲視線を認識する、ヘッドセット内部。

同ヘッドセットの動作環境とスペックは、

・GPU : NVIDIA GeForce 970 / AMD R9 290 以上
・CPU : INTEL Core i5-4590 以上
・メモリー : 8GB 以上
・I/F : HDMI 1.4 / USB3.0 / USB 2.0 x 2
・プラットフォーム : SteamVRなど

・WQHD OLED (2560 x 1440)
・視野角: 90-100度
・フレームレート: 70fps
・対応エンジン : Unity,UE4(今冬予定)

となっている。今後は見えていない部分をぼかす負荷軽減によってGeforce 960程度の性能で動作させたいという。

今回、同ブースで用意されたコンテンツは、以下の3つだ。
 
▲『PROJECT FARCON』、オンレール型コンバット体験ゲーム。
ビョークのミュージックビデオ手掛けた
REWINDが制作を行っている。
 
▲『Judgement』、プレイ中の目線でストーリーが自然に分岐していく脱出系ゲーム。


▲「Functions(ファンクションズ)」、目の開閉による演出変化など、視線追跡技術を活用したミニゲーム集。

 
今回プレイしたのは、『Judgement』。ゲームは特殊部隊であるプレイヤーが監禁された状態からスタートする。途中、窓の外を救出にきた仲間に視線を送ったり、置いてある武器などに視線を送ると、敵がそれに反応しストーリーが変化していくという内容だ。
 

▲液晶に設置されたポジショントラッキングセンサーと、
画面は、2回もフラッシュバンを回避できなかった筆者の反応悪さを表したゲーム結果。

プレイヤーが意識しない部分でシームレスにインタラクトしていくという内容は現状、他のヘッドセットでは行うことができず、今後の展開が大きく期待できるコンテンツだった。
 

▲プロダクトとしても、とても美しい。
デザインは日本では誰もが知っているミニマルな生活雑貨を提供するショップの、元デザイナーが携わっている

またゲームではない「FOVE」の活用事例も動画で公開されていた。

1つは『Eye Play The Piano』。「FOVE」と筑波大学付属桐が丘特別支援学校が共同して行っているプロジェクトで、手や足を使わずに演奏することができるユニバーサルピアノの開発を行っている。これは「FOVE」の視線追跡機能を使いユーザーの目線を認識し、インタフェース上の音符パネルに視線を合わせ、まばたきをすることで、ピアノを奏でることができるというものだ。

実際に下記の動画では、手足を動かす事ができない少年が、ピアノを弾いている様子がうかがえる。
 


 
2つめは『HUG PROJECT』。寝たきりのおばあちゃんに結婚式に参加してほしいという想いを叶えるため、病室に持ち込んだ「FOVE」と、結婚式場に持ち込んだPEPPERを繋いで、リアルタイムで結婚式に参列するという体験を提供したプロジェクトだ。
 

このように、「FOVE」はゲームだけではなく、実際にエンタテイメント以外の環境ですでに利用されている。ゲームだけではなく、同社の技術を使った未来の可能性を感じる展示となった。

 




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