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【TGS2016】”もう本当にガチで近い”…最新PVも公開した『サマーレッスン』トークステージで、ひかりちゃんとキャッキャウフフするマスクマンを見た

2016年09月17日 16時10分更新

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2016年9月15日から18日にかけて行われる「東京ゲームショウ2016」。そのバンダイナムコブースでは、2016年10月13日に発売が迫った『サマーレッスン:宮本ひかりセブンデイズルーム(基本ゲームパック)』(以下サマーレッスン)のイベントが行われた。

元々VR技術の促進目的で技術デモとして開発された同作は、その位置付けを次第に変化させていき、2015年のE3で金髪のアリソンが登場してからはグンと加速して、2016年に入り「PlayStation Press Conference」において正式名称と販売を決定。長らくくっついていた(仮)が外れる事となった。
 
イベントにはプロデューサーの原田勝弘氏とディレクターの玉置絢氏、そしてスペシャルゲストに覆面レスラーのザ・グレート・サスケ氏が登壇。グラサン・メガネ・そして覆面という一種異様な濃密空間で、我らの教え子・宮本ひかりちゃんを囲む会は進行する。
 

▲プロデューサーの原田勝弘氏


▲ディレクターの玉置絢氏


▲スペシャルゲスト 覆面レスラーのザ・グレート・サスケ氏


 
 

■筋肉と女子高生


実は『サマーレッスン』以前に『鉄拳』としてのVR化構想を練っていたが、「大失敗した」と原田氏。「格闘家を前にして言うのも申し訳ないが、格闘家を目の前にしても楽しくねーな、怖いだけだな」と思ったそう。玉置氏も「実際に見たんですが、漢の肌のテカリがリアルで怖かった」と続ける。

2015年夏から実売に向けて走り始めた『サマーレッスン』だが、この名前を考えたのは鉄拳プロジェクトのアメリカ人スタッフ。「夏季強化合宿」のようなマッチョなものではなく、夏休みを思わせる爽やかで楽しいものとなった。これが仮に『鉄拳サマーレッスン』であったならば、随分と血生臭くて汗迸るスプラッシュマッチョファイヤーな作品に仕上がった事だろう。筋肉と共に過ごす一夏の思い出、それはそれで夢のような時間だが、いずれ悪夢なので御免被りたい。



PlayStationVRを体験できる極一部の店舗でプレイ可能であった同作は、その発売日をPlayStationVRと同じ10月13日と定める。かつて楽しめた「5分間の技術デモ」から、PlayStationVRと共にそれぞれの「ご家庭で楽しめるVRキャラクター体験」と進化する『サマーレッスン』。この単発で終わるものではないらしい。

どういう事なのかと言うと、皆さん気付いているかすでにご存知の通り、「宮本ひかりセブンデイズルーム」であり「基本パック」なのだ。どこで何を教えるか、彼女はどんな姿になるのか、ユーザーの求めるものに的確に応えるべく開発陣マラソンが始まる。継続的な開発と配信が実施されるという、ちょっと考えただけでも大変さが伝わってくる展開が告知された。

玉置氏の口から語られた経緯と今後のビジョンに継いで、ここで原田氏が「新しい技術は生まれていくので、新しい事を思いついたりこうやったら効果的だと分かったら、そのタイミングで皆さんに配信していきます」と意気込みを語った。
 
MCから順調に進んできたのかと問われた原田氏と玉置氏は、すぐさまそれを否定。全然順調ではなかったという。「VRのゲームは誰も作った事がないからどうしたらいいのかって時期が長かった」(玉置氏)、「VRやります! と言った時にスタッフ全員から総スカン食らった」(原田氏)との言葉がそれを物語る。コロンブスの卵、喉元すぎればなんとやらだ。

イベントは、ここでPVへと移行。
 

その爽やかな音楽は鉄拳スタッフの手によるもので、普段バイオレンスな曲を作っている人が、こんなに柔らかで温かい曲を作れるんだよ、と原田氏。鉄拳スタッフも多くが『サマーレッスン』に参加してるとあり、今後の追加要素によっては、ひかりwithアーマーキングな世界が訪れる可能性も……? そんな日のために一日千回はスクワットをしておきたいものだ。


 

■「もう本当にガチで近い」…『サマーレッスン』概要


2016年10月13日発売の『サマーレッスン:宮本ひかりセブンデイズルーム(基本ゲームパック)』は、PlayStation4用ソフト。価格は2,980円で、ジャンルを「VRキャラクターコミュニケーション」としている。

ダウンロード専売となっており、特徴は「PlayStationVR専用コンテンツ」&「起動からゲーム終了までずっとVR空間の中で遊ぶ」点。ちょいと成績の宜しくないひかりちゃんのため、夏休み明けのテストで良い点数を取らせるために、8月25日からの一週間をともに過ごす





家庭教師としてする事は、読み解き・ロジカルシンキングといったレッスンの科目決めから悩める彼女の応援、ちょっかいなど。また、同作ではゲーム中の操作を視線や頭の動きなどで行うため、コントローラーなどは不要である。

そして『サマーレッスン』の最大の特徴は、「キャラクターが目の前にいて、近い!(倍角)」というところ。同作の代名詞とも言える「彼女は本当に、そこにいる。」というコピーが示すように、女子生徒とのスキンシップは技術デモ時代から大きく進化を遂げ、よりリアルな「体験」として実感できるものとなった。



完全にパーソナルスペース内に入ってくるため、もう本当にガチで近い。サウンドとの相乗効果はより実在性を高めてくれる。これは是非、一度体験してその「近さ」「実在感」を感じて欲しい。

■今後の展開
次に流されたPVには、花火観賞やひかりちゃんのメイド服姿など、気になる要素がずらり。『サマーレッスン』は配信開始後も継続的に開発・配信していくプロジェクトであり、透き通る青空の下部屋の外に出てひかりちゃんとキャッキャウフフするなど、今後の展開にも大いに期待したいところだ。








 

■ザ・グレート・サスケ氏による女子高生ふれあい体験コーナー




ここで、ザ・グレート・サスケ氏にPlayStationVR実機を使ってもらう体験コーナーを実施。「覆面レスラーがHMDを装着する」という異様な光景に会場内から笑いが起きる。製品版の画面は、360度ビューの喫茶店を模したところから表示。天井の換気扇やトイレなど、技術デモとはまるで違うものとなっていた。

続いて、ひかりちゃんの私室では彼女が部屋に入ってくるところからスタート。見も知らずの他人が自分の室内にいる事に驚き、扉からこちらを窺う彼女がかわいい。




 

▲VRを体験した方ならば誰もがするだろうが、サスケ氏もまた「眼前にいるひかりちゃん」を触ろうとしてしまう。


特に『サマーレッスン』は音響や映像での実在感が強いため、手が出てしまうものなのだ。例えば、日本人だと人が出てくると思わずおじぎをしてしまい、外国人だと手を出されたら握手してしまうという。これが正にVRの特徴であろう。

「開発段階にHMDを装着しながら、『ここがおかしい!ここ、ここだよ!』と指を指しても自分しか分からないから大変だった」と原田氏。見えているものとの差異が生み出す齟齬には苦労したらしい。また同氏は「人は難しい」とも語る。無機物は再現表現しやすいが、人は自分達が考えている以上に見て感じているからだそう。

格闘ゲームだと瞬きにはあまり注視しないため気付かないところでも、『サマーレッスン』のような視線の合う、ガン見するコンテンツだと違和感が生まれやすいのだ。
 
会場でお披露目されたイベント「片方のイヤホンを借りて、ひかりちゃんと一緒の音楽を聞く」では、イヤホンを装着してくれる彼女との近さと相まって、先ほどの瞬きのような要素を実感できるだろう。ちなみに、ここでの音楽は鉄拳のメニュー画面であった。
 


 

■終わりに



「映画が好きで3Dとか観るんですが、まったく違っていた。百聞は一見に如かず、皆さんに一日でも早く楽しんでもらいたいです。VRトレーニングみたいな形でプロレスの世界にも応用したいですね」とサスケ氏。原田氏は「人の普段の動作と違っていると違和感に気付いてしまう。それをどう表現したら自然な人だと認識できるかに苦労した」と語る。表情にも眉毛一つとっても気を付けたとは玉置氏の言。

『サマーレッスン』は開発者のみんなが初めての経験であるため、玉置氏から原田氏に疑問があっても「うーん、お前が考えろ」と言われてしまう場面もあったとか。やってみないと分からない部分があり「ここまで来れた事が奇跡」という発言にも実感がこもっていた。

【各々からのメッセージ】
サスケ氏:ひかりちゃんに会ってあげて下さい! ひかりちゃんは娘みたいな感じだが、アリソンちゃんがうちの奥さんにそっくりなんで、彼女がどっかに出てきたら嬉しい。

玉置氏: ようやく皆さんのお手元にお届けできて嬉しいです! 何が一番嬉しいかって、今日のサスケさんみたいに素直に反応していただいて、VRキャラクターという分野に未来があると実感できたところ。どんどん作っていきたいので、まずは最初の第一弾を宜しくお願いします!

原田氏:始めた頃は孤立無援で、ここまで来られるとは思いませんでした。そこに若手の玉置という人が入ってきてくれて、ここまでの形にする事ができて、発売できる事自体が……(泣) 実はまだ作業がめちゃくちゃ残っていて、頑張らないと危ないんだけど(笑) これからも頑張っていきますんで、皆さん応援宜しくお願いします!




VRトレーニング、VRプロレスにも言及された今回。やがてはキングと一緒にフィジカルを鍛える事もあるのだろうか……一日一万回の腹筋で熱くなるな、と考えつつ、間近に迫った、宮本ひかりちゃんとキャッキャウフフできる機会を心待ちにしたい。サスケ氏のアリソンちゃん熱望に対しては、原田氏の「承りました」の発言があった事もここに記す。


 
(取材・文:ライター  平工泰久)

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(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc
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