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【インタビュー】PS VR期待の新作やハードの増産状況、そして2017年のVR業界とは…SIE WWS プレジデント吉田修平氏に聞く(5/5)

2017年04月28日 12時05分更新

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VR業界の最前線に立つキーマンにVRに携わる前と、VRに携わった後の話を伺うインタビュー企画の第1回。

本企画の第1回目は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)傘下のSIEワールドワイド・スタジオ プレジデント吉田修平氏(写真)に、インタビューを実施した。
 
5日間に渡ってお届けしたインタビューも今回で最終回。2017年、VR業界の展望を語っていただいた。
 

■2017年、SIE WWSプレジデントとしての展望と、吉田修平氏が見る2年目のVRとは
 
2017年は、SIE発のPlayStation VR向けの大きなタイトルとしては『Farpoint』が発売されます。北米では5月16日発売を発表しています(日本での発売予定日は未定)。

また『Farpoint』をプレイする上で「PlayStation VRシューティングコントローラー*」の存在は本当に大きいと思います。コントローラーを抱えた瞬間にテンションが上がりますね。マルチモーダルと呼ばれますが、視界、音、触っているものなど複数の異なる感覚が、実世界とVRの世界の中で全て一致すると、センス・オブ・プレゼンスが大きく向上します。

 
VRにおいて入力装置はものすごく大事で、「グランツーリスモ」でもハンドルコントローラーを握ってプレイすると全然違います。コントローラーの存在はVRの楽しさをさらに1段階上げます。「PlayStation VRシューティングコントローラー*」は『Farpoint』と同時に発売予定ですが、今後その他のシューティングゲームでも是非活用していただきたいと思います。

*「PlayStation VRシューティングコントローラー」は、人間工学に基づいたデザインをした銃型のコントローラーだ。 直感的な操作が可能なコントローラーで、シューティング分野などにおいて、目標を正確に捉えプレイヤーの大きな力となる。海外では『Farpoint』とバンドルでの予約販売が行われている。


PlayStation VRに関しては、全世界的に入手が困難な状況でご迷惑をおかけしていますが、引き続き増産をしていますので、徐々に市場に出せる数を増やしていけると思います。

またPS Moveもなかなか手に入らない状態ですが、こちらに関しても新しく買いたいという方の需要にお応えするべく、製造数を増やしています。

2017年のVR業界はソフトの年になると思っています。PlayStation VRだけでなく、PCやモバイルVRも同じです。色々な企業が新しいハードやARとVRをマージしたようなものを提案されています。

市場が伸びていくことを考えると、ある程度普及台数が広がり、同じゲームも複数のプラットフォームに提供して、投資がリクープできることが業界にとっては大事です。


ハイエンドではPCベースのOculus RiftやHTC Vive、もちろんPlayStation VRもターゲットにした新しいソフトがたくさんリリースされていくでしょう。

ある程度の規模、数百万台の市場になりますと、参入する企業やクリエイターも増え、投資回収ができるような環境になる。それを一刻も早く実現するためには、需要に応え我々もハードをたくさん製造して世の中に出していくことを引き続きやっていきます。

個人的な話ですと、ゲーム以外のVRの使われ方にものすごく興味があります。最終的にはゲームはアプリケーションの1つになるかと思います。最初にゲームが先行しているのは、VRを体験いただくのにゲームの相性が非常に良いということ、またVRを動かすにはゲーマー向けに代表される高い性能のPCやPlayStation 4のパフォーマンスが必要なためです。
 

さらにVRのアプリケーションを作ることができる会社は、3Dのアプリケーションを作るということになりますから、ゲームデベロッパーの得意分野になります。そのためゲームデベロッパーがゲームユーザーに向けたVRタイトルの普及を進めて行くというのが第一段階です。

VRはゲームに限らず、色々なことに使えます。今年も様々な業種の方が投資して使われていくと思いますが、我々もPlayStation VRを発売したことで色々な企業に声をかけていただくようになりました。


■読者に向けてのメッセージ

PlayStation VRが買いたいけど買えない、というお客様には本当に申し訳なく思っています。増産体制を強化しておりますので、今しばらくお待ちください。

業界の方に向けては、我々の想定していた以上のペースでPlayStation VRの需要が伸びています。増産体制にも尽力し、今年2月19日時点で全世界の累計実売台数が91万5千台に達しました。

OculusさんもHTCさんも販売促進に力を入れ、今年はハイエンドの分野での普及台数はかなり伸びると思います。ですから、まずは小さな規模で良いので、VR向けコンテンツの開発にチャレンジして、VR市場が大きくなった時の先駆者になっていただきたいと思います。
 
 

 
(取材・文・撮影 : 編集部 和田 和也)
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