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【VR センス発表会】襟川会長「3年以内で1000台が目標」 個人からの注文も明らかに

2017年06月28日 18時57分更新

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コーエーテクモグループは、6月28日、東京都内において、新規VR筐体である「VR センス」の発表会を行った。同筐体はPlayStation VRを使い、5感を刺激する匂いや風、ミストといった様々なギミックを搭載している。

発表会では、コーエーテクモホールディングスの代表取締役会長であり、「VR センス」のゼネラルプロデューサーである襟川恵子氏らが登壇し、開発秘話やその内容、筐体に対応した新作タイトル、今後の展開に関して説明を行った。

本稿では、その「VR センス」のハードウェア面に関してお伝えする。

 
■価格は320万円、目標は3年以内に1000台


「VR センス」はPlayStation VRを装着し、様々なギミックを搭載しVR体験ができる筐体で、国際特許も出願中だという。

ギミックの一つである多機能3Dシートでは、映像と挙動をリンクすることで酔い感じさせないようにしており、筆者もすでに体験したが、『超 戦国コースター』では、ジェットコースターで高いところから落ちる際の"あの感じ"を体験することができた。

また、そのタイトル、そのシーンによって効果を発揮するため、銃撃戦時の硝煙の匂いを演出する香り機能や、不気味なシーンでの冷たい空気感を再現した温冷機能といった使い方ができる全6つのギミックが搭載されている。

 
本発表会で登壇した襟川会長は、価格など今後の展開に関しての様々な発表を行っている。
 

まずは専用のヘッドフォンだ。専用ヘッドフォンという一瞬疑問に思うところではある。もちろんVRでは音の重要性も欠かせない要因の一つではあるが、今回の目的は筐体が非常に振動するようになっているため、"安定性"の観点から、可動性と利便性を高めた専用のものを制作しているのだという。確かに筐体の振動という点での考えは及ばないところではある。

また使用するコントローラーがPS MOVEから、通常のPS4のコントローラーへの変更の発表も行っている。これは発表会前日にの夜に、PS MOVEを使ってシブサワ・コウこと、コーエーテクモホールディングスの襟川陽一社長が最終テストを行っていたところ、PS MOVEが筐体にあたってしまうトラブルがあったのだという。

体躯の良い襟川社長であるためという点もあるが、危険性を考慮し、急遽PS4の通常のコントローラー用として作り直すことになったと説明している。
 

そして気になる筐体の価格は、1台320万円(税抜)と発表された。襟川会長によると、かなりの試作を繰り返すなど、これまでを考えて算出すると、当初は500万円以上になってしまう状況だったと話した。ただ、グループ内でゲームセンターの経営も行っている観点からすると、その価格では喜ばれないと判断し、最終的な価格を決定したとのことだ。

では、どうやってその大幅に価格の引き下げができたのか?

こちらについても、目標台数を増やすこと、効率化によって基本的にかかる負債の見直しや開発速度のアップ、部材集めに関しても見通し立てながらまとめて購入するといったコストカットなど、あらゆる点での努力を行ったそうだ。
 
今後のスケジュールとしてはハードウェアのロケテストを8月を行うという。襟川会長の展望としては3年以内で1000台の設置を狙っているが、社内では市場を鑑みた上で、「まずは現実的に300台から500台」を念頭にしているとのことだ。

すでに「VR センス」は個人からも注文が発生していた事*も明らかになるなど、今後の展開が非常に楽しみな発表となった。
*メンテナンスの都合上、本年度は個人への販売はできないという

 

公式サイト

(C)コーエーテクモウェーブ All rights reserved.
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