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【VR センス発表会】『DOAX』当初は却下 一転して"香り"も加えた5感を刺激するタイトルに 今後は他社IPや女性向けも

2017年06月29日 12時05分更新

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コーエーテクモグループは、6月28日、東京都内において、新規VR筐体である「VR センス」の発表会を行った。同筐体はPlayStation VRを使い、5感を刺激する匂いや風、ミストといった様々なギミックを搭載している。

発表会では、コーエーテクモホールディングスの代表取締役会長であり、「VR センス」のゼネラルプロデューサーである襟川恵子氏らが登壇し、開発秘話やその内容、筐体に対応した新作タイトル、今後の展開に関して説明を行った。

本稿では、その「VR センス」の対応タイトルなどソフトウェア面に関してお伝えする。

 
■『DEAD OR ALIVE XTREAM SENSE』は当初却下されていた?


今回新たに発表されたタイトルは2つ、『DEAD OR ALIVE XTREAM SENSE』(以下、DOAX S)と、『超 戦国コースター』だ。

『DOAX S』に関しては、紆余曲折を経て開発にいたっている。というのも、開発メンバーが作りたがっていたものの、襟川会長は「せっかく"VR センス"を作ったのに、品がない」ということですぐに却下したそうだ。

ただ、たまたま会社を訪れた人に『DOAX』を却下した話をしたところ、「もったない、それが一番売れそうです」と返され、男性目線と女性目線の違うに気付き、考えを改めたという。襟川会長曰く、「ピシッとしたYシャツを着た、ジェントルマン」だったとのことだ。
 
その後、せっかく開発するのであれば、素晴らしいものを作りたいと頭を切り替え開発に励んだとのこと。
 

・ゲームに勝つたびに女の子の水着がグレードアップ!
・女の子に近づくとほんのり良い香りが!?
・高得点達成で魅惑の「鑑賞タイム」がゲットできる

『DOAX S』の更なる詳細なプレゼンテーションを行ってくれたのは、「VR センス」メインプランナーの南 達尊氏だ。南 氏はシリーズの主人公である"かすみ"がシャワーを浴びているシーンを指し「キャラクターの肌を伝う水、VR SENSEの機能を使って彼女たちの香りさえも漂ってくる」と熱く語っていたのが印象的だ。

現在の試遊版に関しては、かすみを眺めるだけになっているものの、製品版では一緒に遊ぶことができ、彼女たちを満足させることができれば、「みんなが期待するご褒美が待っている」と強調していた。

当初却下されていた『DOAX S』だが、とあるジェントルマンの存在によって開発がスタートし、5感をも刺激する機能が加わったことは、ファンにとっては感涙ものだろう。その時を楽しみに待っていよう。
 

・多機能3Dシートで再現されたリアルな搭乗感
・城下町〜城内〜戦場と多彩なステージを走行
・レールが途切れ、宙を舞う、予想不可能なコース展開

もう一本の新作タイトル『超 戦国コースター』は、同社が得意とする戦国時代を背景に使ったジェットコースターだ。戦国でコースターの組み合わせは最初戸惑いもあったが、コースターの仕組みは「VR センス」に最適なコンテンツであると語った。
 

こちらのタイトルに関しては、体験を行うことができたが、まさにジェットコースターを再現したシートの動き(多機能3Dシート)、水辺近くを滑走する際の水しぶき(ミスト機能)、風などをVR センスのギミックを使った様々な体感をすることができた。
特に最初のシーンでは高所恐怖症の人にはたまらない状態になっているので、高いところが苦手な人ほどある意味おすすめできるだろう。

上記のタイトル以外にも新作を開発しており、自社のIPタイトルだけではなく、他社IPを使ったビックタイトルもリリース予定とし、また"ある"女性向けIPについても企画が進行しているとのことだ。

なお、このIPを用いることでロイヤリティなどの差が出るため、「VR センス」の追加タイトルの料金は変わってくるだろうと、襟川会長は見解を示すと同時に、自身がゲームセンターの経営者であればと仮定した上で、「30万から50万の間で欲しいな」と語っていた。

コーエーテクモと言えば、歴史を辿ると様々な点でパイオニアとして道を切り開いてきており、女性向けタイトルに関してもそれは当てはまる。今後「VR センス」を使ってどのような体験をさせてくれるのか、とても興味深いところだ。
 
 
■「VR センス」のタイトルは、今後PS VR対応タイトルとしての販売も

​「VR センス」のタイトルに関しては、一定の期間が経った後には、PlayStation VRでリリースする考えがあるようだ。筐体を使わない一般タイトルとして触れた時に、店頭でプレイする「VR センス」版との違いがユーザーの好奇心をかきたて、店頭にきてもらう、というのがその目的となる。

​襟川会長は、この試みが成功したらという前置きの元、その先に目指すVR像もあるようで、「新しいVRの環境を作っていきたい」と先の展望について触れていた。
 
「VR センス」は筐体さえあれば、後でソフトを入れ替えることが可能だ。襟川会長は、他社に対しても積極的に仕様をオープンにしていき、技術指導も行うことで、「VR センス」に優れたタイトルを導入し、それに対して自社のタイトルも競争によって向上することが、この業界が発展する礎となるのではないかと締めくくった。

この短期間にソフトウェアのみならず、ハードウェアまで送り出してきた今後の展開に大いに期待したい。非常に楽しみである。

公式サイト

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