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【インタビュー】「エクセリアに会える」…「白黒テニス☆ドリームコラボ アイドルωキャッツ!」のライブをVRで体験可能に

2017年07月25日 13時10分更新

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昨年から多くのVRハードが世に出回り、日々VR・ARコンテンツが生み出されている。そして最近では、商業施設にて活用される事例も増えている。ゲームというジャンルに限らず、普段では得られない体験の提供やプロモーション手段として様々な分野で用いられている。
 
そんな中、コロプラ<3668>は7月24日より1週間、原宿のAREA-Qで、『白猫プロジェクト』と『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』、『白猫テニス』人気3タイトルのコラボレーション企画「アイドルωキャッツ!」に登場する6キャラクターによるライブステージをVR体験できる催しを行っている。
 

特設ページ


ライブ映像は同社のYouTubeチャンネルでも視聴可能だが、VR上ではそのライブ会場にいるかのような演出が楽しめる。各作品ではおなじみの「エクセリア」や「セラータ」、「リルム」といったキャラクター達のそばまで寄れるなど、様々な視点で楽しむことができ、ファンには必見のコンテンツと言える。
 
 
SocialVRInfoでは、本企画に携わる同社のT氏、M氏、Y氏にインタビューを実施。本企画のきっかけやその想いについて伺ってきた。
 
 

◼︎好きなキャラクターを間近で見られる体験を



▲写真左から、Y氏、T氏、M氏
 

−−よろしくお願いします。まず、今回のVRライブ体験の概要について教えて下さい。
 
M氏:私たちは今回、ノンゲームのVR体験ができる企画に挑戦しました。具体的に言いますと、6月末から原宿のAREA-Qにて、弊社タイトルのコラボレーション企画「アイドルωキャッツ!」によるコラボカフェを開催しているのですが、7月24日より一週間、VRによるライブステージ体験ができる催しを行っています。
 
コラボカフェへの入場には料金が発生しますが、VR体験自体は無料で行えますので、これまでご来場頂いたファンの方にもぜひ再びご来場いただいて、体験していただきたいです。
 
 
−−今回のVRライブ体験にて推したい点はどういったところでしょうか。
 
M氏:ライブ中に好きな角度でアイドルたちを鑑賞でき、会場内を自由に動ける点ですね。以前コロプラでは、モバイルVRにおいて自社IPのコンテンツを配信したことがありましたが、これは眺めるだけのコンテンツでした。今回の施策は、ルームスケールVRでのテストコンテンツになっています。
 
ライブでは「エクセリア」や「セラータ」が歌って踊っているところを間近で見ることもでき、推しメンをセンターに配置することも可能です。また、このコンテンツのために録り下ろした限定ボイスもありますので、一見の価値はあるかと思います。
 
 
また、今回提供しているVRコンテンツはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)をかぶっているお客様だけでなく、周りのご友人やお客様もスマートフォンを通じてVR空間を覗き込むことができます。
 
T氏:これまでのVRコンテンツは、かぶった人のみが楽しめて、周りの人はそのリアクションしか見ることができませんでした。そこで何とか共通体験を持てるようにできないかと考えたのが、このスマートフォンを通じた共有でした。

 

最近のVR関連のハッカソン(※泊りがけでサービスを作る合宿のようなイベント)でも、周りの人も見ていて楽しいものが注目されることが多くなっています。PS VRでも、ソーシャルスクリーン機能として、VR体験者の視点を他の人と共有できます。空間や体験を共有できて、それが楽しい。この考えが、発想の原点でした。ご来場の皆様と楽しめるので、普段一緒にゲームを楽しんでいる方と体験してもらいたいですね。


▲VIVEトラッカーを装着したスマホ。
VR HMDを装着した人からは、キャラクターがいるように見える。
これを持って移動することでVR空間内を自由な視点で鑑賞できる。
 

−−様々な試みが施されているのですね。今回のVRライブ体験を行うきっかけをお聞かせいただけますか。
 
M氏:世の中には着ぐるみショーやライブ、握手会などキャラクターや著名人とダイレクトに触れ合える機会はたくさんあります。しかし、われわれのIPキャラクターはスマートフォンのスクリーンの中でしか存在していませんでした。そこでVRを使うことにより、普段会えないキャラクターに会うことが出来ます。今回のようなコンテンツは、ファンのニーズを満たすことが出来るのではないかと思ったのが開発のきっかけでした。
 

そこで、ゲームで用いられていたアセット(※3Dモデルや動き)をVRに取り込んで、社内の人に見てもらったところ、反響が良かったので、ユーザーの皆さまにもぜひ体験してもらおうということになりました。
 
 
−−「アイドルωキャッツ!」をVR化したのは、当初から決められていたのでしょうか。
 
M氏:ゲーム内にて「アイドルωキャッツ!」の企画が立ち上がった後での試みになります。VRライブ体験をゼロから作るとなると、時間がかかりますが、3Dのアセットはこれまでのゲームを作ってきた弊社としては、種類が豊富にありました。今回はタイムリーにも3タイトルコラボの企画が始まっていたので、活用してみることにしました。
 
 
−−これまで培ったものがあったからこそ実現できたのですね。制作にて苦労した点はありましたか。
 
T氏:各キャラクターの雰囲気や世界観を壊さない点に気をつけていました。それぞれのキャラクターには、これまでゲームで慣れ親しんで頂いたバックグラウンドがあります。ファンにとって「これじゃない」「見たくない」と思われる部分がないように、キャラクターの動きなどに細心の注意を払いました。
 
社内のアプリ開発チームにも、何度もレビューしてもらい、変なポーズがないか、や違和感がないか等、細かい調整を行い、自由に視点移動ができる中でも、ファンが見たくないと感じる角度がないようにしました。
 
Y氏:今回はHMDだけでなく、スマートフォン上でも見ることができるので、エフェクトもバランスを考えて、重たくならないような描画処理の最適化に苦労しましたね。
 

また、当初はケミカルライトを振ることができるなどの機能も考えていたのですが、複雑な操作を2分間で行っていただくのは難しいと思いましたので、なるべくシンプルにするようにしました。VRはまだまだ黎明期なので、コントローラーの操作も慣れていない方が多いです。できるだけ必要最低限の機能に絞り、操作を少なくし、簡単にできるようにまとめました。
 
 
−−VRにおけるノンゲームというジャンルは、これまでの御社ではあまり見ない試みですね。今回、ノンゲームとして制作するにあたって、ゲームとは違う難しさはありましたか。
 
T氏:ゲームとはコンテンツ開発のお作法、文法が違うというのが、難しく感じた点です。ジャンルにもよるという前提はありますが、ゲームの中で表現される世界は空想のものです。しかし、今回作っているシチュエーションはライブであり、現実がモチーフになっています。実際に行ける場所、現実をどれだけ分析できるかがクオリティに直結するのだと感じました。
 

M氏:ゲームのような演出をVR空間で行うと、逆に興ざめしてしまうことがあります。ただ、エンターテインメントとしての面白さももちろん重要です。「リアル」と「VRならではの面白さ」の折り合いはまだまだ模索中になります。今回のVRライブ体験では、存分に楽しんでもらえるよう設計しましたが、体験された方の反響を聞いてこれからのVR体験開発に活かしていきたいです。
 
T氏:今回、普段スマートフォンで遊んでいるキャラクターに会うことができ、その空間をみんなで共有できるコンテンツを制作致しました。作品のファンはもちろんのこと、新しい体験をしてみたい方にもぜひご来場いただきたいですね。
 
 
−−ありがとうございました。
 

特設ページ

 
 
◼︎「アイドルωキャッツ!」VRライブ体験 概要
・場所:原宿 AREA-Q
・住所:東京都渋谷区神宮前6-28-6 キュープラザ原宿7F
・期間:7/24(月)〜7/30(日)
・営業時間:11:00〜21:00(ラストオーダー20:45)
・体験料金:無料(但し別途イベント会場への入場料が発生します)※80分制
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