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信号等の色表示の判別が困難なケースも テレパシージャパン、色弱に有効なウェアラブルアイウェア技術を発表…ウェアラブルEXPOで展示へ

2018年01月16日 16時28分更新

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テレパシージャパンは、先天性及び後天性の色弱の人の支援を目的に、同社のウェアラブルアイウェアを使った独自の色覚補正技術『C Vision S』を開発を発表した。

この技術によって、日常生活、作業、仕事をしながらでも、色弱者にとってよりわかりやすい視界を提供することができるという。

同社によると、色弱とは遺伝による先天的なものや加齢による眼性疾患等により、一般色覚者に比べ色の見分けが困難になる状態としている。

日本人では男性の約20人に一人が先天性色弱者であり、世界で2億人以上、日本で約320万人が存在しているとのこと。

色の見え方が異なることで、一般色覚者向けに作られた地図や信号等の色表示の判別が困難となり日常生活における多大な不便や危険に直面するケースがあるという。

さらに同社は高齢化の進展により、60歳以上の方の約10人に6人が何らかの色覚異常を抱えているため、今後益々大きな社会課題になることを懸念をしたことを、開発の背景に挙げている。

テレパシージャパンの『C Vision S』は、色弱の人が日常で経験している様々な不便を解消するソリューションとして、2019年3月までに本技術を用いたデバイスの製品化を予定だ。

また、1月17日から19日に東京ビックサイトで開催される第4回ウェラブルEXPOのにおいて本テクノロジーのデモンストレーションを体験を行う。

<以下、プレスリリースより>


■『C Vision S』テクノロジーとは

外部環境を問わず鮮明に見える当社のウェアラブルアイウェアが実現した、高輝度・高精細な独自の光学/ディスプレイ技術『Zen Optics』と小型カメラ技術をベースに、当社が独自で出願中の特許に基づく、時分割駆動のディスプレイを用いる事により、RGBの個別設定のみならず光源の波長の選択も可能とする次世代の色覚制御技術が『C Vision S』テクノロジーです。

自由なパラメーター設定により一つのデバイスで、様々なタイプの見え方に対応することが可能であり、加齢による色覚の経年変化にも適応できます。

また、他の色に影響を与えたり、全体が暗くなる事無く、特定原色を自在に強めることができることで、サングラス等では実現が不可能であった、「明るいままの世界」を再現することができます。

これは当社の光学/ディスプレイでのみ実現が可能です。

加えて、眼鏡型デバイスの基本的な特徴であるハンズフリーで眼前に見たい映像を浮かび上がらせることや、個人に合わせた見え方のデジタル補正(色度、輝度、コントラスト等)が可能という利点を備えており、日常生活、作業、仕事をしながらでも、色弱者にとって、よりわかりやすい視界を提供することができます。


■実機体験

2018年1月17日から19日に東京ビックサイトで開催される第4回ウェラブルEXPOのウェアラブル活用ソリューション ゾーン 西3ホールにおいて本テクノロジーのデモンストレーションを体験頂けます。
*第4回ウェアラブルExpo概要 http://www.wearable-expo.jp/
*ブース小間番号:W18-50 (NPO法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構内テレパシージャパン)


■医療関係者のコメント

本デバイスを用いた実験に参加した東京慈恵会医科大学解剖学講座教授兼特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構CUDO副理事長の岡部正隆教授は「色弱用スマートグラスは色覚を矯正するものではありません。

しかし、業務上見分ける必要のある特定の色を簡単に区別することが可能になり、色弱者の不便の解消に役立つと期待しています」と述べています。


■今後の予定
テレパシージャパンでは、遠隔作業支援やアミューズメント用途に発売している「Telepathy Walker」と共に、色弱の方が日常で経験している様々な不便を解消するソリューションとして、2019年3月までに本技術を用いたデバイスの製品化を予定しています。

今後は先天的、後天的色弱者に対する実証実験を更に行いユーザービリティを向上させるとともに、より多くの色弱者の方の生活を改善するための事業パートナーを幅広く募集致します。
 

 
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