VR開発の積木製作、仮想空間を使った建築学習にコンテンツを提供
2017年10月19日 11時09分更新
VRコンテンツ制作の積木製作は千葉大学大学院建築学コースの吉岡陽介准教授からの要請を受け、自社で開発したフォトリアルな建築VRコンテンツの提供を発表した。
吉岡准教授は今後、学生に実際にある建築物をVRで体験する事による効果の検証を開始する。
VRによって実際の建築空間の大きさやスケールを身体感覚として確認する事が難しく、イメージの共有が困難な問題の解決を図るとのこと。
吉岡准教授は今後、学生に実際にある建築物をVRで体験する事による効果の検証を開始する。
VRによって実際の建築空間の大きさやスケールを身体感覚として確認する事が難しく、イメージの共有が困難な問題の解決を図るとのこと。
千葉大学建築学コースは、演習課題としてミースファンデルローエが設計した「ファンズワース邸」の図面を模写する課題を行なってきたという経緯がある。
積木製作の建築VR製品「VROX ARCHI TOURS」の主力コンテンツには「ファンズワース邸」があるため、これを用いて学習することは建築空間に対するより深い理解を促す事になる。
コンテンツ内では実際にある建築物をリアルに再現し、内外を自由に歩きまわる事ができ、寸法測定の機能も搭載している。
今後、特に、海外や僻地にある実際に行くことが難しい建築物や、既に失われてしまった歴史的建造物を中心に、その建築空間をVRで再現し、学生に体験させる予定だという。
今後、特に、海外や僻地にある実際に行くことが難しい建築物や、既に失われてしまった歴史的建造物を中心に、その建築空間をVRで再現し、学生に体験させる予定だという。