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オリンピックを見据えた警視庁への提案も 日常業務を変革するサン電子のAR技術を使った『AceReal One』とは

2018年02月19日 12時01分更新

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サン電子<6736>は、現実世界に3D技術を重ね合わせるAR(拡張現実)技術を使ったスマートグラス「AceReal One」で、フィールド業務の変革を行おうとしている。「AceReal One」は、産業用のヘルメットの分野では国内の40%のシェアを誇っている谷沢製作所の商品に組み合わせや、IP54準拠した防塵防滴仕様になっていることからも、その本気の一端が伺える。
 
▲スマートグラスの他に優先で繋げるコントローラーがある。グラスの左右のステレオカメラで、空間を認識する。グラスは720x900(W x H)と、縦長のシースルーレンズを採用している。シースルーで視界を邪魔することなく、縦長のA4サイズの文章の確認、メガネの上からの装着も可能だ。気になるお値段だが、スマートグラスとコントローラの1セットをベーシックパックとしておおよそ50万円程になるとのことだ。

スマートグラスと接続するコントローラー部分には、AndroidOS(6.0.1)、コントローラー内にはSnapdragon820に4GのRAMと64GのROM、無線LAN(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)にBlueTooth4.2、内蔵マイクとスピーカーも搭載している。開発環境はUnityとAndroid Studio2+で、通信ミドルウェアにはモノビットの「モノビットエンジン」を採用している。

同エンジンの採用によって、オペレーターとARグラス装着者の対話はもちろん、オペレーターから複数のグラス装着者への連絡も可能で、実際にグラス内で表示している状況をオペレーター側で確認することもできる。AR技術に関しては、画像を認識するマーカータイプやGPSに依存するロケーション型ではなく、自動運転にも使用している空間認識型を使用している。

この空間認識型の仕組みだが、ARグラスに搭載している2つのカメラで現実空間にある特徴点を捉え空間上のコンテンツを表示するというものだ。

*機能として画像認識型のAR機能も搭載。

2017年より、建機メーカーや医療教育といった分野で様々な実証実験を行っており、この先の時代にあわせた業務スタイルへの変更を提案している。例えば、音声での数字入力、WiFi機能を使ったデータ転送でのペーパーレス化、医療現場でのトレーニング機器に目を向けた状態で教材を確認できるハンズフリー化、そして空間認識のAR機能によって実際にある物体へのアプローチが可能なため、機器のメンテナンスチェックや教育時マニュアル表示、物流でのバーコードの読み取りとあらゆる方面での利用が想定できる。

1月17日〜1月19日に東京で開催していたウェアラブルEXPOでは、実際に「AceReal One」を用いたエンジンの点検を行うことができた。通信を使った音声会話こそできなかったものの、ブースの担当者と話しながら実際に点検を行った感想は、ハンズフリーの快適性だ。

また東京オリンピックも見据えた警察・警備向けに「AceReal One」の提案を行っていた。具体的には、この「AceReal One」と顔認証システムの認証システムを組み合わせ、警備担当者が不審者を検知した際にすぐに識別できるというものだ。警備において土地勘のない人員が管理センターからの指示のもと、現場での混乱することのないようにするソリューションの用意もあるという。

ARを使った革新的な業務推進が起こるのは、そこまで遠い未来ではないのかもしれない。
 

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