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ARは見るから聞くへ 『ファイナルファンタジー』の「別れの物語展」で音声ARを利用…電通ライブとバスキュールが共同開発

2018年01月22日 15時23分更新

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電通ライブとバスキュールは、従来の「視覚」に依存する拡張現実:ARに対して、「聴覚」に依拠した拡張現実を「音声AR」と定義し、その体験システム「音声ARシステム(※特許出願中)」を共同開発したと発表した。

同技術は、森アーツセンターギャラリーで開催中の『FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION-別れの物語展-』でも利用している。

実際の会場での使用方法としては、入場時、来場者には1台のスマートフォン端末とイヤホンが手渡される。

会場内には約150個のBracomが設置されており、そこから発信される信号を端末がキャッチすることで展示物やブースに合わせた楽曲と詳細解説が流れるようになっている。
 
また、入場前に記入したアンケートから、来場者の属性に応じてパーソナライズされたナビゲーションが流れる。

自身がプレイしていない作品でも、展示されている別れのシーンを詳細に解説してもらえるため、そこから興味が湧き「帰ったらプレイしてみたい!」と思えること請け合いだ。

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【イベント】『ファイナルファンタジー』を通して受けたあの感動をもう一度…”別れ”をテーマにした大規模展覧会「別れの物語展」をレポート

同展覧会の巡回展に加えて、全国の美術館や市街地での導入もすでに検討されているという。


■「音声AR」

スマートフォンやタブレット等で動作する専用アプリケーションのバックエンドシステムの総称だ。

GPSやBeacon等の技術を用いて位置情報を検知し、任意の特定条件を満たしている使用者に対して、自動的かつリアルタイムに音声情報や音声情報と連動したデバイス画面演出を提供する。

・音声ARサービスイメージ
・インバウント活用イメージ

本システムでは、ユーザーの使用言語やプロフィールなど静的情報に基づいたカスタマイズはもちろん、NFC・ジャイロセンサ・コンパス・加速度センサ(※1)等、ユーザーのリアルタイムなアクションや会場全体の動向に対応した動的カスタマイズも可能としている。

またバックエンドシステムとしては、使用者一人ひとりの行動ログをリアルタイムに管理・集約することができるため、混雑状況等のヒートマップ化や動線可視化、個別エリアにおける滞在時間把握などが可能となる。

現実世界に新たな音のレイヤーを重ねることで豊かなユーザー体験を提供するとともに、これまでブラックボックスになっていたイベント・スペース領域のデータ管理・分析を実現する。

実際の別れの物語展では、入場時、来場者には1台のスマートフォン端末とイヤホンが手渡され、新しい体験をすることができた。

会場内には約150個のBracomが設置されており、そこから発信される信号を端末がキャッチすることで展示物やブースに合わせた楽曲と詳細解説が流れるようになっている。
 
また、さらに驚くべきは、入場前に記入したアンケートから、来場者の属性に応じてパーソナライズされたナビゲーションが流れてくることだ。自身がプレイしていない作品でも、展示されている別れのシーンを詳細に解説してもらえるため、そこから興味が湧き「帰ったらプレイしてみたい!」と思えること請け合いだろう。


■「AR:拡張現実」は『見る』から『聞く』へ

これまでのARは実在する風景にバーチャルな視覚情報を重複表示するといった「視覚=デバイス画面」に依存する取組だった。

しかし、「聴覚」に依拠する音声ARでは、デバイス画面は必ずしも必要ではなくなるため、ユーザーをデバイス画面から解放するハンズフリーの新しい体験価値を提供することが可能になる。

2020年に向けて来日観光客が激増する中、観光案内所やデジタルサイネージの設置など大規模なインフラ整備をすることなく、ユーザーの視覚を塞がずに最適な言語で、的確な情報を提供する新しい形のナビゲーションツールとしての活用。

またスポーツ観戦やAIスピーカー、自動運転車両といった幅広い場面での導入が期待されている。
 

公式サイト

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