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アルファコード、ライブVR配信プラットフォーム「LiVRation」を発表 SDMコンソーシアム共同チームのメンバーとして開発

2018年05月16日 15時47分更新

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アルファコードは、SDMコンソーシアム*(以下:SDM)の共同チームとして、ライブVR配信プラットフォーム「LiVRation(ライブレーション)」を開発、リアルタイムストリーミングに対応したネットワークシステムを構築したと発表した。

同プラットフォームではライブの熱気をVR空間に取り込み、様々な角度から観覧し、かつ、音響を自由にカスタマイズして楽しめる遠隔ライブができるという。

今回発表した「LiVRation」は、高い技術力が試されるVRライブ配信において、これまで実現が難しかった「ユーザーによる視点や音の自由な選択」を可能とし、本年中に「VR映像と音の同期」の実現を目指すと、アルファコードは説明している。

▼ユーザーの新規性、体験の広がり

「LiVRation」は、ライブや演劇、スポーツ観戦を遠隔で楽しめるのはもちろんのこと、様々な角度から観覧し、かつ音響を自由にカスタマイズできます。そのため、距離や時間、会場のキャパシティ等により参加を諦めていた全世界のファンに観覧してもらうだけでなく、一味違う感動を与えることが可能になる。

また、2020年の実用化・商用化に向けて開発が進められているネットワーク分野の新技術「第五世代移動通信システム(通称:5G)」と組み合わせることにより、一度の配信で今まででは考えられないほどの人数を動員することが可能となる。
 

本システムは新しいライブ配信プラットフォームとして、2018年1月にビルボード東京で開催された第2回「LIVE HACKSONG」にて、最優秀賞と、観客の投票で選ばれる会場賞のW受賞を果たした。アルファコードでは今後もライブ配信技術の研究開発を進め、VR等新規技術による新たな配信プラットフォームを開発していく。

■「LiVRation」の主な特長

・360°マルチポジション(※1)により、好きなアーティストがすぐ隣でパフォーマンスをしている様子や、天井からの視点など、普段では体験できない映像が楽しめる。
・Twitter等のSNS情報をリアルタイムで読み込み、VR空間内に表示することができる。

■「LiVRation」の主な技術

・西日本電信電話株式会社が提供するハイレゾ音源ストリーミング技術(※2)により、ライブ会場で聞こえる音を忠実にVR空間内で再現する。
・オブジェクトオーディオ技術(※3)により、好きな歌手の歌声や好きな楽器の演奏だけを取り出すことができる。

※1・・・360°マルチポジションとは
会場を360°囲むように設置されたカメラの視点を選択して見ることができるシステムとなる。ユーザーは複数台のカメラを瞬時に移動することができるため、ステージ上や天井からのアングルといった、今までにない視点でライブを楽しむことができる。

※2・・・ハイレゾ音源ストリーミング技術とは
NTT研究所が国際標準化に貢献した音響ロスレス符号化技術MPEG-4 Audio Lossless(ALS)を用い、NTT研究所が開発したハイレゾ音質によるMPEG-DASH準拠のストリーミング配信を実現する技術となる。初めてMPEG標準に準拠したままハイレゾ音源をリアルタイム配信できる技術として確立している。
 
※3・・・オブジェクトオーディオ技術とは
音声データに位置情報を追加し、複数音源を再生環境に合わせリアルタイムにレンダリングすることで、臨場感を出す技術となる。映像上の音源の位置から音声が聴こえるようになります。VRでは頭を動かし映像が変わっても、その動きに音声の位置が追従する。


 ■「LIVE HACKSONG」とは

ビルボードジャパンとCip協議会による“ライブ”דテクノロジー”で新たなライブ体験を生み出すことを目的とし、短期間で集中的に共同作業を行い、ソフトウェアの開発技術とアイデアを競うイベント。2回目の実施となる今回のテーマは『エンタテインメント体験の拡張』。アルファコードはSDMチームとして参加し、約3ヶ月間に渡って技術開発を行う。


*SDMコンソーシアムについて

2014年より、東京大学大学院情報理工学系研究科、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、 ヤマハ、日本電信電話、KDDI研究所、パナソニック、ドルビージャパン、バンダイナムコスタジオ、イオンエンターテイメント、DELL、アルファコードなどのメンバーが集まり、オブジェクト志向のディジタルメディアと、ネイティブ・ディジタルなインターネット環境が前提の映像・音響空間を用いたビジネス創造を目指し、研究開発を進めている。
 
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