VR業界ニュース記事

Social VR Info – VR総合情報サイト

ソーシャルゲームインフォ

rss

Twitter

ピクシブ、3Dキャラを簡単に作成する「VRoid Studio」を7月末に無料でリリース アニメ、ゲーム、VR/ARプラットフォーム上での利用を想定

2018年07月02日 13時07分更新

リスト
このエントリーをはてなブックマークに追加



ピクシブは、7月末に、3DCGアニメーションやゲーム、VR/ARプラットフォーム上などで利用可能なキャラクターの3Dモデルを簡単に作成できるキャラクターメイカー「VRoid Studio」をリリースすると発表した。VRoid Studioは、Windows・Macで利用できるアプリケーションで、誰でも無償で利用可能となっている。

またVRoid Studioの公開と共に、誰もが自分のキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる世界を提供する「VRoidプロジェクト」を始動するという。

VRoid Studioは、人型アバター(キャラクター)の3Dモデルを作成できるアプリケーションとなる。作成した3Dモデルは、3Dアプリケーションで利用可能なファイルにエクスポートすることが可能となる。

リリース時にはVRM形式でのエクスポートに対応するほか、今後他のファイル形式でのエクスポートもサポートしていく。VRoid Studioでキャラクターを1人作成すれば、そのキャラクターをVRMに対応したさまざまなVR/ARプラットフォーム上でアバターとして利用することができる。

「VR/AR空間上で他者とコミュニケーションしたい」「バーチャルYouTuberとして活動したい」など、キャラクターの3Dモデルを必要とする人は増えている。一方で、VR/AR空間で自分の分身として利用するキャラクターを1から作れる人はごく少数に限られてしまっている。

また、3Dモデリング特有の知識や各ソフト上での複雑な操作を覚える必要があるため、平面上でイラストを描くことに長けているクリエイターでも、思い描いた通りに立体化できず、長い制作時間をかけてしまっているのが現状となる。

VRoid Studioは、こうした課題を解決し、簡単な操作で理想のキャラクターをモデリングできるキャラクターメイカーとなる。誰もが個性豊かな自分のキャラクターを持ち、そのキャラクターを他者とのコミュニケーションや創作活動に活用できる世界を実現するため、「直感的に操作でき、クリエイターが既に持っているお絵かきのテクニックを最大限に発揮できること」を重視して開発している。


■VRoid Studioの特徴

<VRoid Studio デモ動画>
 

(1)ペンツールで毛束を描き、各種パラメーターを調節するだけでキャラクターの髪型をモデリングできるプロシージャルヘアデザイン機能

VRoid Studioのヘアデザイン機能では、キャラクターの髪型をペンツールとパラメーターの調節だけでモデリングすることができる。ペンツールを動かすと、ペンのストロークに追従して毛束の3Dオブジェクトが生成されている。描いた毛束には、太さや向き、毛先のカールといった特徴をパラメーターで指定することができ、パラメーターの値はスライダーを左右に動かして簡単に調整可能となる。

3Dモデリングの知識がなくても、直感的な操作で理想通りの髪型を表現することができる。


(2)筆圧感知・レイヤーに対応したペンツールを備えたテクスチャペイント機能

VRoid Studioのテクスチャペイント機能では、ペイントソフトでのお絵かきと同じ感覚でテクスチャを作成することができる。テクスチャは3Dオブジェクト上で直接絵を描くようにペイントでき、展開されたUVにもリアルタイムに反映される。

展開された状態のテクスチャにペイントすることもできるので、テクスチャが適用されたオブジェクトの見た目を確認しながら細部までテクスチャを描き込むことができる。さらに、VRoid Studioのペンツールは筆圧に対応しており、濃淡の描き分けなど豊かな表現が可能となる。

キャラクターの印象や魅力に大きく影響する顔や目、髪型といったパーツを、イラストを描いているかのように表現力豊かに作成できるのがVRoid Studioの強みとなる。今後も、各パーツをより直感的にモデリングできるようにツールを進化していく。

■VRoidプロジェクト始動の背景

「創作活動がもっと楽しくなる場を創る」を理念とするpixivは、誰もが創作に携わり、創作を楽しめる世界の実現を目指している。VRoidプロジェクトでは、自分の3Dキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる環境を多くの人に届けることを目的としている。

かつては映画の制作スタジオでしか扱えなかった3DCGも、今ではアニメやスマートフォン向けゲームといった身近なコンテンツの制作に活用されるようになった。3Dを扱えるクリエイターの需要が増えていく中で、既にその供給は追いついていない状況となる。今後、VR/ARの普及にしたがって、3D作品はさらに身近な存在になり、3Dクリエイターの需要もますます高まることが予想しているという。

3Dを使ったコンテンツを、誰でも創れるようにしたい。想像力と表現力をすでに備えたクリエイターが、3Dという新しい創作に挑戦することを、テクノロジーの力で応援したい。これがVRoidプロジェクトのコアコンセプトとなる。

これまで平面上にしか表現されていなかった自分のキャラクターを3D空間上で立体化してアニメやゲームの制作に活用できるようになれば、創作の幅は大きく拡がる。

そんな3Dコンテンツを創る面白さや可能性を多くのクリエイターに感じてもらい、たくさんの魅力的な作品が新たに生みだされること、結果として3Dを扱えるクリエイターが増えていくことを期待して、VRoidプロジェクトを始動したとのとこ。pixivではこれまで、イラストや漫画・小説など、平面的な媒体に表現する創作活動をサポートしてきました。今後はさらに、VRoidプロジェクトで3Dに関わる創作活動を支えるサービスを提供していく。


◼︎VRoid Studioについて

【提供開始日】
2018年7月末

【対応OS】 
Windows 10 / 8 / 7
macOS 10.13 High Sierra / 10.12 Sierra
 

VROID公式サイト

公式Twitter

気に入ったらいいねしよう


この記事が気に入ったら

いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterで Social VR Info をフォローしよう!




リスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ

記事ランキング

1 クローバーラボと日本一ソフト、『魔界ウォーズ』で『魔女と百騎兵』とのコラボガチャを開始 期間中1日1回無料に
2 【PSVR】『エベレストVR』開発のSólfar、新作ローグライトシューター『In Death』を11月27日にリリース
3 【おはようVR】THE GAME AWARDS 2018ノミネート作品発表 LATEGRA、『VIRTUAL LIVE ARENA』をVR空間に建設など
4 アカツキライブエンターテインメント、横浜駅直通の複合型体験エンタメ施設「アソビル」を2019年初春にオープン 脱出ゲームやVRなども展開
5 クラスター、視聴者参加型クイズ大会「初代ポンコツ女王決定戦?!ガチンコクイズBATTLE in cluster」を12月2日に開催 「ロボ子さん」と「白上フブキ」のVtuber2名が出演
6 輝夜月さんとイラストレーターMika Pikazo氏所属のクリエイティブスタジオ「THE MOON STUDIO」が発足 Vtuberも募集
7 【おはようVR】シューターとMOBAを組み合わせたACT『MEGALITH 』ベータ版がPSVRでリリース カヤックが大晦日にVTuberによる歌合戦イベント開催など
8 【PSVR】『Littlstar VR Cinema』が1.07にバージョンアップ USB接続したHDDにある3DVR動画の再生などが可能に
9 【インタビュー】『バイオ7』を通じた「VRモード」と「RE ENGINE」の挑戦…カプコンのVRへの取り組みについて川田氏、高原氏に聞く(前編)
10 LATEGRA、『VIRTUAL LIVE ARENA』をバーチャル空間に建設 VRライブを公演へ
11位以下のランキングを見る

注目の施設・ゲームなど