バーチャルプラットフォーム運営のクラスター、約4億円の資金調達を実施 開発や人材採用強化に充当
2018年09月13日 14時33分更新
バーチャルプラットフォーム「cluster」を運営するクラスターは、 9月12日、シリーズBラウンドとして、 XTech1号投資事業有限責任組合、 グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、 KDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資による総額約4億円の資金調達の実施を発表した。 調達した資金はプロダクト開発や人材採用強化に充当するという。
また資金調達にあわせ社外取締役としてメルカリ社外取締役などを務める手嶋浩己氏が就任している。同士の就任は、上場企業におけるグループ経営や新規事業立ち上げなど豊富な経験と知見からくる助言や提言をで、 更にビジネスを加速させる狙いがあるという。
クラスターは3年で1000億円を超える規模の経済圏インフラを目指す、としている。
クラスターは、 誰もがバーチャル上でイベントやライブ、 カンファレンスを開催できるVRアプリ「cluster」を展開している。同時に最大5,000人と接続が可能で、 バーチャルな空間でしか味わえない体験を提供することを特長としており、 有料チケット制イベントなども開催している。
■新社外取締役 手嶋 浩己(てしま ひろき)氏
1976年生まれ、 一橋大卒。 1999年、 株式会社博報堂に入社し、 6年間勤務。 2006年、 株式会社インタースパイア取締役に就任、 2度の経営統合を行い、 2012年末、 ユナイテッド株式会社取締役に。 2013年から2017年まで、 投資先の株式会社メルカリ社外取締役。 2018年6月にユナイテッド株式会社取締役退任。 XTech Ventures株式会社共同創業者兼ジェネラルパートナー(現任)、 株式会社Gunosy社外取締役就任(現任)、 ワンダープラネット株式会社社外取締役(現任)。