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Arm、最新版のディスプレイ・プロセッサIPでHMDのVR性能を向上 3D酔いを解消や3K120への最適化へ

2019年05月20日 13時13分更新

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Armは、最新版の「Arm Mali-D77」ディスプレイ・プロセッサIPを発表した。Mali-D77ディスプレイ・プロセッサは、ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)のVR性能を向上、3D酔いを解消し、3K120への最適化を可能にするという。

今回のプロセッサを利用することで、ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)のVR性能を向上、3D酔いを解消し、3K120への最適化を実現。また完全一新された固定機能ハードウェアが、システム帯域幅を40%以上節約、VRワークロードの消費電力を12%削減する。さらにHMDから標準的なプレミアムモバイル機器のディスプレイまでを対象に、より小型・軽量かつ快適で、拘束感のないVRデバイスの開発を実現できるという。

ArmのMali-D77は、特定の演算機能をGPUからDPUにオフロードすることで、ビジュアル品質を向上するとともに3D酔いを解消し、より多くのGPUサイクルと、関連システムの帯域幅を解放する。上記以外にも、Mali-D77には、以下の機能を搭載している。

・レンズ歪み補正(LDC):レンズの歪み補正を画像に行い、あらゆるVRヘッドセットのレンズを通した視聴時に、適切で歪みのない画像表示を実現する。
・色収差補正(CAC):逆方向にカラーチャンネルを事前に分離し、VRヘッドセットのレンズ色収差によるにじみを無効化する。
・非同期タイムワープ(ATW):3D空間での最新の頭部の姿勢とヘッドセットの位置に基づき、仮想シーンを理解し再投影となる。

・帯域幅と消費電力を節約し、一般消費者が使いやすいデバイスを実現
一般消費者にとって使いやすく、より小型、軽量、快適で、拘束感のないVRデバイスを実現するのが、Mali-D77によるシステムの帯域幅と消費電力の低減

・Mali-D77でVRの画処理・画像合成を行った場合、一般的なVRのユースケースでは、帯域幅は最大40%削減。
VRワークロードでの妥協のない12%の低消費電力化により、より高品質のビジュアルを実現しつつ、GPUサイクルを解放できる。

・汎用性の高いディスプレイ技術
VRヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)以外にも、汎用性に優れたMali-D77は、他のデバイスやディスプレイ、ユースケースにメリットをもたらす。例えば、既存の開発者エコシステムとともに共通SoCプラットフォームでMali-D77を統合することで、VR HMDから4KのHDR画面を表示可能な、大・小サイズのLCD/OLEDスクリーンまでのような様々なデバイスに切り替えることが可能となる。

これによりVRデバイスは、一般消費者にとって、より低コストで利用しやすい製品となる。

・画期的なVRディスプレイ技術
デバイスによる拘束感のない、没入感あふれる真のVR体験への道のりにおいて、ディスプレイは最終の工程といえる。そのため、Mali-D77の設計時には、ハードウェアとソフトウェア両方の開発者がこの工程を加速することで一般消費者に可能性を示し、拘束感のないVRを、「あればいいもの」から「絶対に欲しいもの」へと変えることを目標とした。
 


 
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